2004年9月14日
こういった旅ものの写真更新は、日本に帰国後初めて。フランスに住んでいた頃、ZINGAROのツアーがあるごとに更新されていたものが・・・。もっとも非現実的な生活だったあの頃、あの生活を終えて、後2ヶ月ほどで丸2年経つ。帰国して1年半が経ち、今思うととてもあの非現実的な生活が懐かしく思う。ZINGAROの初来日が決定した模様で、来年の春に2ヶ月ほど日本で公演が行われるらしい。ここ日本で、ZINGAROの公演が見ることができると思うと、今からとても楽しみ。今回は観客として公演を見ることができる。
 
左:クラリネットセクションの宴会/右:松本城
さて前置きはこのくらいにして、この年の夏は1ヶ月間、サイトウキネンで松本に滞在してました。で、アルバン・ベルクのオペラ「ヴォツェック」他室内楽の演奏会などをやっていました。今回はオペラでのお話。バンダ(舞台上または裏で演奏する)でやっていたのですが、これが大変なもので・・・。舞台で吹くということはZINGAROで慣れていたのですが、今回はとてもすばらしく重い・・衣装を身にまとい・・メイクまでついて・・・。
  
左:オペラ「ヴォツェック」の舞台(全公演前にお祓いをした)/右:ギターリストの鈴木大介氏と。
あるクラリネット奏者に、ZINAROやってたことで,こういった衣装を着て、舞台にでてやるというのはある意味宿命なのでは・・・などと言われ・・・。なんせこの衣装、長時間着ているもの、サウナスーツのごとく汗をかき、強制ダイエット・・・。しかしなかなかできないオペラだけあって、とても勉強になった。室内楽では「武満メモリアルコンサート」というコンサートで、細川&武満作品を演奏し、武満作品の「WAVES」という曲がとてもいい曲で、これらを演奏できたことがとてもうれしかった。

カール・ライスター氏・大介氏と一緒に

公演最終日にバンダ組でワンショット
ということで次、いつ更新されるかわからないですが・・・またよろしく。