2001年2月27日(火)
去年僕の相棒になったメスの雑種犬ショコラ。去年日本に一緒につれて帰った。今は実家においてきてしまって、相棒は一緒にいないのだけれども、リニューアル時に写真をサイトからなくしてしまってたので、今回このページに載せようと思う。
彼女が初めて海に行ったときの写真。そのはしゃぎようといったらすさまじかった!!
日本につれて帰ってまずは検疫をしなければならなかった。その検疫も2週間刑務所のような檻に入れられ、すごくかわいそうなことをしたと思ってる。しかしこの検疫というシステムに少々疑問に思うことがある。それというのも、検疫するのが農林水産省でお国の管轄。しかし動物を管理するのがなんと海運業者なのである。動物のプロが完全に仕切っているならまだしも、なぜ海運業者が管理しているのだろうか??しかも一日3000円という滞在料を払わされ管理費、暖房費ざっと2週間で5万円くらいの費用がいる。また検疫とは何かと聞くと、狂犬病やその他の病気を持っていないかということを調べるらしい。ちゃんとワクチンの証明やら健康証明やらで、フランス政府が証明してるにもかかわらず、2週間も検疫が必要なのだろうかと思う。まあそれが国のためということなのだからしょうがないのだろうが、その検疫中管理してるのが海運業者ってところが変な話だと思いませんか??犬によってはすごくストレスになるだろうし、特に大型犬は。しかし僕の相棒ショコラは、どこにいてもマイペースらしくすぐに検疫所の空気にも慣れ、2週間(やはり長かったが)無事出ることができた。
検疫中のショコラ。
そして実家にはもう一匹ノエルというビーグルがいる。これがとにかくかわいい子なのだが、箱入り娘というのとすごく小さいときから人間の手で育てられたせいで、自分は人間だと勘違いされている少々わがままな子。果たしてうまくやっていけるのだろうか??と初めは思っていたが、ここ最近ではだいぶ仲良くなってきたらしく、いろんな意味でノエルも刺激を受けショコラとよい関係らしい。
これがノエル。なかなかの美形だと思いませんか?
このところは相棒が日本なので、少しばかり寂しい思いをしているのですが、9月に長期の休みがあるので、そのときに会いに帰ろうと思っている。やはり動物というのは心を潤してくれたりいやしてくれたりする力を持っていると思う。去年一緒に住んでいたおじいちゃんが亡くなって、すごく家の中にぽっかりと穴があいてしまっているような感じだったので、そのあたりショコラとノエルでおそらく家族をいやしてくれてることでしょう。